矯正治療が必要な歯並びについて PROBLEMATIC DENTITION

歯並びが悪いと
どうなるのか?
BAD TEETH ALIGNMENT

歯並びが悪いとどのようなことが起こるのでしょうか?
「見た目が悪い」「不衛生なイメージ」といった印象を持つ方は多いと思いますが、実際はもっと深刻です。まず、歯と歯が重なっていると歯磨きがしにくくなり、磨き残しが多く、歯周病や虫歯のリスクが高まります。噛み合わせに不具合があると、顎関節症などを発症しやすくなりますし、滑舌にも悪影響があります。また、肩こりや背中の痛みなど、身体の不調につながる可能性もあります。

さらに、見た目が悪いことによって患者様の社会性が損なわれる可能性も示唆されています。このように、歯並びが悪いことは、さまざまなリスクを伴うため歯列不正に気付いた場合は治療することをおすすめします。

こんな症状ありませんか? SYMPTOM

  • 歯磨きがしにくい

  • 口元に自信がない

  • 発音が難しい言葉がある

  • 顎関節症の症状がある

  • 肩こりなどの原因不明の不調がある

不正咬合の種類について TYPE

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    上顎前突

    上顎が大きく前に出て出っ歯になっている状態です。
    上顎の成長が過剰になっているのが原因です。前歯が大きく出ているように見え、見た目が悪いだけでなく、前歯を事故などによって損傷する可能性が正常な噛み合わせの方より2倍高いというデータもあります。

    症状が軽微な場合、見た目に大きな変化はありませんが、噛み合わせが悪くなりやすく、顎関節症などのリスクが高いと言われています。また、症状が重度である場合は前歯で食べ物を噛み切ることができなかったり、サ行やタ行の発音が不明瞭になる可能性があります。

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    下顎前突

    下顎が前に出た、受け口と呼ばれる状態です。
    下顎の過成長が原因です。見た目に大きな影響があることが多く、お子様の場合は社会性に悪影響を与えることがあります。遺伝的な素因が強いとされており、オーストラリアの名門であるハプスブルク家に多く、「ハプスブルク家のあご」と呼ばれることもあります。

    おしゃぶりや口呼吸などでも誘発され、3歳までに治らなかった場合、自然治癒する可能性はほとんどありません。前歯が噛み合わない場合は食事が不自由になり、タ行やサ行の発音などが不明瞭になります。

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    開咬

    口を閉じても上下の歯の間に隙間がある状態です。
    前歯の間に隙間がある場合は前歯部開咬、奥歯が噛み合わない場合を臼歯部開咬と呼びます。噛み合っていない部分で食べ物を噛むことはできず、空気が漏れてしまうせいで発音がうまくできないこともあります。

    軽度の場合、日常生活にさほど支障はありませんが、重度の場合は食事が満足にできないこともあるため、早期の治療が望まれます。骨格性の異常であることもありますが、おしゃぶりの長期にわたる使用や指しゃぶり、爪やものを噛む癖などが原因であることが多いです。

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    叢生

    矯正治療を希望される方が1番多いのがこの叢生です。
    歯と歯が重なるように生えている状態で、顎の骨の大きさと歯の大きさのアンバランスが原因で起こります。

    食べ物が挟まりやすかったり、歯磨きがしにくく磨き残しが多くなるなど、見た目だけでなくお口全体の健康に関わります。また、噛み合わせが悪くなって身体に不調が現れたり、口臭の原因になることもあります。

    小さなお子様の場合は顎の成長を促して歯をきれいに並べられる可能性もありますが、大人になってから治療を行う場合はほとんどのケースで抜歯が必要になります。

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    過蓋咬合

    噛み合わせが深く、噛んだ時に下の歯が見えないような噛み合わせを過蓋咬合といいます。

    上顎前突や叢生を伴っていることが多く、下顎が深く噛み込んでいるので、顎関節に負担がかかりやすく、顎関節症の原因になることがあります。また、下の歯が歯肉を噛んでしまって痛みが出たり、肩こりなどの身体の不調につながることもあります。

    近年お子様に増えている症状で、見た目にはさほど問題があるようには見えませんが、奥歯の負担が大きいため歳を取ると歯を失いやすく、口の中が狭いためインプラントや入れ歯が入らないという問題が起こります。

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    交叉咬合

    歯列の一部で下の歯が外側に出ている噛み合わせです。
    「すれ違い咬合」や「クロスバイト」と呼ばれることもあり、頬杖をつく癖などがあると、顎が左右にずれて交叉咬合になってしまいます。顎の位置がずれているため、左右非対称の顔貌(顔立ち)になりやすく、噛み合わせも悪くなってしまう可能性があります。

    顎の位置がずれると、背骨も歪んでしまい、肩こりや背中の痛み、頭痛といった身体の不調につながる恐れがあるので、注意が必要です。噛み合わせが悪い場合は、顎関節症になりやすい、歯周病が進行しやすいといったデメリットもあります。

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    空隙歯列

    歯と歯の間に隙間がある、空きっ歯の状態です。
    見た目が気になるだけでなく、空気が漏れてしまい発音に問題が生じる可能性があります。原因は顎と歯の大きさのアンバランス、歯の先天欠損(元々ない)、舌が大きく歯を外側に押してしまっている、余分な歯が埋まっている、などが考えられます。

    また、隙間があるので食べ物が挟まりやすく、磨き残しが多くなりやすい、挟まった食べ物に歯肉が圧迫されて歯周病になりやすいなどのデメリットも生じます。幼少期に舌で歯を押す癖などがあると空隙歯列になりやすいので注意が必要です。

気になることがあれば
矯正相談にお越しください
CONSULTATION

不正咬合、歯列不正には、叢生のようにわかりやすいものから、過蓋咬合のように一見わかりにくいものまでさまざまです。

ご自身で問題ないと思っていても、歯並びや噛み合わせが、身体の不調の原因になっている可能性もあり、その程度も個人差があります。

当院では、患者様のライフスタイルやお悩みに寄り添い、豊富な知識や経験を活かして診療を行っています。ご自身の歯並びがどのような状態なのか、治療するとしたら、どんな方法があるのか。わからないこと、気になることがあれば、無料の矯正相談にお越しください。

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